OPENING BELL ・ 2026.09.08
米国休場で材料難、夜間先物420円安で反落発進か
日経平均の見通し
3 POINTS
まず、ここだけ押さえる
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夜間先物は66,070円。前日比は-420円です。
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2026年9月8日の東京株式市場は、前日の急伸の反動を受けて、小幅安で始まりそうです。
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7日の米国市場はレイバー・デーで終日休場となり、株式も債券も取引がありませんでした。
数字だけを、先に確認
01
市場の見通し
2026年9月8日の東京株式市場は、前日の急伸の反動を受けて、小幅安で始まりそうです。大阪取引所の夜間取引で日経平均先物9月限は、日中清算値比420円安の6万6070円で取引を終えました。7日の日経平均株価の終値6万6399円84銭と比べると330円低い水準です。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は6万6035円、シンガポール取引所の夜間取引も6万6000円と、三つの市場がほぼ同じ場所に並びました。7日は1378円90銭高の大幅続伸でしたので、夜間で削った420円はその3割にとどまります。本日の想定レンジは6万5800円から6万6700円とみています。
円は7日に一時1ドル154円06銭を付け、2月以来の円高水準となりました。けさ8時の時点でも154円16銭と、7日の東京市場の引け値155円78銭から1円62銭の円高です。ニューヨーク市場ではドルが3営業日続けて下げ、154円36銭で取引を終えています。日銀の利上げが近いという見方が円買いにつながっており、ユーロ円もニューヨーク市場の終値179円40銭から19銭下げた179円21銭で推移しています。輸出関連には重しになる並びですが、7日に指数を押し上げたのはメモリー関連でしたので、為替の効き方は業種によってはっきり分かれそうです。
02
米国市場は休場、手掛かりは前週末4日の終値のままです
7日の米国市場はレイバー・デーで終日休場となり、株式も債券も取引がありませんでした。東京市場が参照できる米国の終値は、前週末4日のものが最新のままです。ダウ工業株30種平均は前営業日比271ドル86セント安の5万3414ドル25セント、S&P500は29.11ポイント安の7718.60、ナスダック総合指数は77.07ポイント安の2万6506.99で、3指数がそろって反落しました。10年物国債の利回りは4.785%で、前営業日の4.770%から0.015%上がっています。8月の雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を大きく上回り、9月のFOMCでの利上げ観測が強まったことが売りの理由でした。
ところが同じ4日に、SOX指数だけは383.13ポイント高の1万1735.26と3.37%上げていました。7日の東京市場はこの並びをそのまま引き継ぎ、ソフトバンクグループが11.22%高の6217円、キオクシアホールディングスが9.31%高の5万9530円、日経平均への採用が決まったKOKUSAIも7.6%高と、AI関連が買われました。指数を押し上げた材料は米国の休場をはさんで今朝も手つかずで残っています。ただし休場明けの米国市場が4日の続きから始まる保証はありません。今夜のニューヨークで半導体高が続くかどうかの答えは、東京の取引が終わったあとに出てきます。
03
本日の投資戦略
賃金と成長率の数字が、寄り付き前の30分間に立て続けに出ます。8時30分に7月の毎月勤労統計、8時50分に4〜6月期のGDP改定値と7月の国際収支です。GDPの1次速報は前期比年率1.1%増でしたので、改定値がここから上振れれば、日銀が9月18日の会合で動くという見方をさらに後押しします。14時には7月の景気ウォッチャー調査、日中には5年国債の入札も控えます。株価に直接効くというより、円と国内金利を経由して指数に届いてくる日程です。
日銀の利上げが近いという見方が円を押し上げた7日に、銀行株は33業種の下から3番目でした。銀行業の株価指数は1.17%安、医薬品が1.27%安、水産・農林が1.36%安で、上位は海運の3.06%高、ガラス・土石製品の2.49%高、電気機器の2.14%高です。金利が上がる局面で本来は買われるはずの銀行が売られたのは、利上げがすでに株価に入っているというより、AI関連へ資金を寄せるための原資として抜かれたと見るほうが自然でしょう。日銀の政策金利は6月に0.25%上がって1.00%、10年物国債の利回りは9月1日に2.985%と30年ぶりの高さを付けています。金利の水準はもう十分に高いのに、その恩恵を受ける側に資金が向かっていません。ここが今週の東京市場のねじれです。
1378円上げた翌日にまず確かめたいのは、上がった値段ではなく、下がったときに止まる場所のほうです。25日移動平均線は6万6149円で、7日の終値6万6399円84銭はその250円上にあります。夜間取引の安値6万5860円はこの線を下回っていますので、寄り付きで一度割り込む展開はありえます。5日移動平均線は6万5235円、上値の目安は75日移動平均線の6万6798円です。前場のうちに6万6149円を回復できれば7日の上げは本物として扱い、後場に入ってもその下に置かれたままなら、11日のメジャーSQまでは戻りを待つ側に回ります。キオクシアホールディングスが7日の終値5万9530円を保っているあいだは、25日移動平均線を割る場面があっても、半導体の持ち高はそのままにします。
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賃金と成長率の数字が、寄り付き前の30分間に立て続けに出ます。
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日銀の利上げが近いという見方が円を押し上げた7日に、銀行株は33業種の下から3番目でした。
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1378円上げた翌日にまず確かめたいのは、上がった値段ではなく、下がったときに止まる場所のほうです。
本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。
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