OPENING BELL ・ 2026.09.09
SOX指数4日続伸も夜間先物170円安、反落発進か
日経平均の見通し
3 POINTS
まず、ここだけ押さえる
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夜間先物は65,040円。前日比は-170円です。
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イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアのエネルギー施設などを攻撃したと伝わり、供給の混乱が長引くとの警戒が広がったためです。
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2026年9月9日の東京株式市場は、前日の急落を引き継いで、小幅安で始まりそうです。
数字だけを、先に確認
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市場の見通し
2026年9月9日の東京株式市場は、前日の急落を引き継いで、小幅安で始まりそうです。大阪取引所の夜間取引で日経平均先物9月限は、日中清算値比170円安の6万5040円で取引を終えました。8日の日経平均株価の終値6万5269円33銭より229円低い水準です。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪の日中終値比65円安の6万5145円でした。ただ夜間は、開始直後に付けた6万4920円が安値で、米国市場が始まる直前には6万5610円まで買われる場面もありました。本日の想定レンジは6万4500円から6万5500円とみています。
本日いちばん重い材料は原油です。WTI先物は8日に1.69%上げ、一時1バレル94ドル台を付けました。イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアのエネルギー施設などを攻撃したと伝わり、供給の混乱が長引くとの警戒が広がったためです。原油高は米国の物価見通しを押し上げ、長期金利にも上昇圧力をかけています。円は8日の東京時間に一時1ドル152円89銭まで上げたあと153円98銭で引け、けさは153円50銭台で推移しています。8日朝の154円16銭と比べると60銭あまりの円高です。ユーロ円も8日の始値179円40銭から178円99銭へ下げました。燃料費が膨らむ一方で輸出の採算は細るという、東京市場には歓迎しにくい組み合わせです。
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3指数がそろって下げるなか、SOX指数だけが4日続伸しました
8日の米国市場で、ダウ工業株30種平均は前営業日比628ドル18セント安の5万2786ドル07セントと続落しました。下げ幅は一時690ドルまで広がっています。S&P500は45.08ポイント安の7673.52、ナスダック総合指数は85.58ポイント安の2万6421.41で、3指数がそろって下げました。売りの理由は二つあります。一つは中東情勢を受けた原油高、もう一つはカナダが8日から約200億ドル相当の米国製品に報復関税を発動したと伝わったことです。関税も米国内の物価を押し上げますので、原油と同じ側に効きます。10年物国債の利回りが前営業日から0.010%上がって4.792%になったのは、この二つが重なったからです。
ところが半導体だけは違う動きでした。SOX指数は152.61ポイント高の1万1887.87と4日続伸し、取引中には8月19日以来の1万2000台を回復する場面もありました。インテルが9.05%高の104ドル47セント、クアルコムが3.17%高の174ドル09セントです。指数が1%以上下げた日に半導体だけが買われた並びは、東京市場にそのまま持ち込めます。8日の東京では東京エレクトロンとアドバンテストの2銘柄で日経平均を約349円押し下げていましたので、その分は買い戻される余地があります。ただし恐怖指数は7日の15.30から15.72へ上がっており、米国市場の地合い自体が良くなったわけではありません。
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本日の投資戦略
今週後半に出てくる米国の物価統計は、8月分の数字です。10日に生産者物価指数、11日に消費者物価指数が発表されますが、原油が94ドル台に乗ったのは9月に入ってからですので、今回の数字にはまだ入りません。つまり物価統計が弱く出ても、原油高が消えたことにはなりません。来週15日から16日のFOMCでの利上げを約6割の確率で織り込む状態は、11日を過ぎても大きくは動かない公算です。国内は8時50分のマネーストックと10時30分の中国の物価統計くらいで、日程は薄い一日です。11日は東京市場のメジャーSQでもあります。
インテルの株価が8日、1日で9.05%上げました。台湾の報道として、10月上旬にCPUの価格を10%引き上げる計画だと伝わったことが材料です。クアルコムはアマゾンに自社株を最大2500万株取得できる権利を付与すると発表し、3.17%上げました。AI向けの需要そのものというより、価格改定と個別の契約が半導体株を押し上げた形です。この並びは日本株の預託証券にも表れています。東京エレクトロンは円換算で5万4598円と、8日の東京での終値5万4000円を598円上回りました。反対にソフトバンクグループは2.04%安の6422円で、8日に日経平均を約272円押し上げた側が売られています。8日に指数を押し下げた銘柄と押し上げた銘柄が、今朝は立場を入れ替えているわけです。
押し目を拾う場所を決めるなら、6万5000円台の前半に手掛かりが集まっています。5日移動平均線が6万5046円、ボリンジャーバンドの-1σが6万5060円と、14円の差で重なっているためです。夜間取引の安値6万4920円はそのすぐ下にあります。ここを終値で下回れば、次の目安は-2σの6万3830円と9月3日の安値6万3772円まで下がりますので、6万5000円割れで買い増すのは順番が逆です。上値は25日移動平均線の6万6290円で、8日に一度届いた75日移動平均線の6万6823円はしばらく遠いままです。11日のメジャーSQに向けて持ち高を増やすかどうかは、東京エレクトロンが8日の終値5万4000円を上回って引けるかどうかで決めます。
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今週後半に出てくる米国の物価統計は、8月分の数字です。
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インテルの株価が8日、1日で9.05%上げました。
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押し目を拾う場所を決めるなら、6万5000円台の前半に手掛かりが集まっています。
本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。
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