OPENING BELL ・ 2026.09.23
祝日取引は1790円高、ナスダック最高値で買い継続か
日経平均の見通し
3 POINTS
まず、ここだけ押さえる
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米10年債は4.958%。前日比は+0.006です。
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VIX指数は0.66ポイント低い14.21で、警戒感はむしろ後退しています。
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2026年9月23日は秋分の日で東京証券取引所の現物市場は休場ですが、大阪取引所の日経225先物とオプションは祝日取引として動きます。
数字だけを、先に確認
01
本日の祝日取引の見どころ
2026年9月23日は秋分の日で東京証券取引所の現物市場は休場ですが、大阪取引所の日経225先物とオプションは祝日取引として動きます。日中立会は8時45分から15時40分まで、夜間立会は17時から翌朝6時までで、平日と同じ時間割です。本日の日中立会は、前日の高い水準を引き継いだところから始まりそうです。22日17時から本日朝6時まで行われた夜間立会を終えた時点で、日経平均先物12月限は6万6890円でした。現物が最後に取引された18日の日中清算値6万5100円からは1790円高、22日の祝日取引の日中清算値6万6400円からは490円高です。この3営業日の高値は6万7080円まで伸びています。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は6万6970円、ドル建ては6万7020円で、大阪のイブニング比では変わらずでした。米国側でナスダック総合指数が122ポイント18高の2万7244ポイント28と連日で過去最高値を更新しており、買い方が持ち高を落とす理由は出ていません。
気をつけたいのは、値段の拠りどころが3営業日にわたって欠けたままだという点です。現物の日経平均は18日の6万5018円95銭で止まっており、そこから計算される先物の理論価格は6万5067円80銭です。6万6890円という実際の値段は、これを1822円20銭も上回っています。平日であれば裁定取引がこの開きを縮めにいきますが、祝日取引には現物の値段がないため、本日もその経路はふさがれたままです。もうひとつ、期先の27年3月限は6万7120円と1810円高で、12月限とほぼ同じ幅だけ上げていますが、出来高は133枚にとどまっています。限月をまたぐ持ち高の組み替えは、この3営業日でほとんど起きていません。値段だけが先に動き、中身の入れ替えは24日の現物再開を待っている状態です。オプションでは12月限の権利行使価格6万7000円が、本日の値動きの上側の目印になります。
02
銀行株からAI関連へ、資金が移りました
22日の米国市場は、指数によって向きが分かれました。ダウ工業株30種平均は185ドル14セント安の5万1863ドル69セントと反落、S&P500種株価指数は0ポイント06の小幅安で7764ポイント64、ナスダック総合指数は122ポイント18高の2万7244ポイント28で連日の過去最高値です。10年物国債の利回りは0.006%上がって4.958%、30年債は5.301%でした。ダウを押し下げたのは金融株で、ウェルズ・ファーゴが3.92%安、JPモルガンが3.42%安、バンク・オブ・アメリカが3.04%安、モルガン・スタンレーが2.88%安と、大手がそろって下げています。きっかけはメタ・プラットフォームズが投入したAIエージェントで、資産運用や証券仲介の手数料がAIに置き換わるとの見方が広がりました。UBSの最高経営責任者が7月から9月期のウェルスマネジメント部門の収入が前年を下回る可能性に言及したことも重なっています。セクター別では不動産管理・開発と半導体・同製造装置が上昇し、銀行とエネルギーが下落しました。VIX指数は0.66ポイント低い14.21で、警戒感はむしろ後退しています。
エネルギーが売られた理由は原油です。WTI先物は1ドル19セント安い1バレル94ドル59セントで、下落率は1.24%でした。イランが、米国による港湾封鎖とホルムズ海峡周辺での軍事圧力が緩和されれば7日以内に同海峡を再開する用意があると提案したと伝わり、サウジアラビアの東西パイプラインの稼働再開も進んでいます。供給が戻る方向の話が続いているということです。ただし21日に1バレル92ドル2セントまで下げたあと、22日は94ドル台で引けており、原油安はいったん足踏みしました。米国の指標も強くはありません。9月のフィラデルフィア連銀非製造業活動指数はマイナス22.0と市場予想のマイナス8.7を大きく下回り、リッチモンド連銀製造業指数もマイナス2と予想の2に届きませんでした。それでも10年債利回りが下がらなかったのは、年内の追加利上げ観測が残っているからです。為替は、22日のニューヨーク市場でドル円が156円83銭から157円78銭まで振れ、157円39銭で引けました。本日8時26分は157円46銭ですから、22日の終値からは7銭の円安で、ほぼ横ばいです。18日の日銀の利上げ決定以降に進んだ円安が、そのまま止まっている形になります。ユーロ円は22日の終値が180円21銭でした。東京市場への波及という点では、この水準の円安と米ハイテク高がそろって先物の追い風になりますが、本日は現物に値段が付きませんから、この材料が指数として姿を現すのは24日の朝になります。
03
本日の投資戦略
22時45分に、米国の9月の購買担当者景気指数の速報が出ます。市場予想は製造業が53.9、サービス業が56.5で、いずれも景気拡大と縮小の境目である50を大きく上回る水準です。本日の日中立会が終わる15時40分より後の時間帯ですから、この数字は夜間立会の値動きに効きます。日中に効く国内の指標と決算はひとつもなく、欧州でも16時30分の独PMIと17時のユーロ圏PMIまで予定は空いています。さらに今夜は5年債の入札が700億ドル、24日には7年債が440億ドル控えています。22日の2年債入札を通過しても10年債利回りが4.958%から下がらなかったことを踏まえると、金利が先物の重荷になるかどうかの答えが出るのは、本日の日中ではなく夜です。
12月限の値段は、この3営業日で6万4590円から6万7080円まで動きました。値幅は2490円です。現物が動いていないあいだに、先物だけがこれだけの距離を走ったことになります。目印になる値段を下から並べると、現物の最終値6万5018円95銭、理論価格6万5067円80銭、21日の祝日取引の日中清算値6万5580円、22日の日中清算値6万6400円、直近の高値6万7080円です。このうち本日の値動きを仕切るのは6万6400円で、ここは22日の日中立会が最後に付けた清算値であり、夜間立会もこの水準より上で推移しました。上を見れば6万7080円までの190円あまりが、実際に売買のあった薄い部分です。逆に6万6400円を割り込むと、その下は6万5580円まで、値段が積み上がっていない空白が820円続きます。3営業日で一気に切り上げた相場にはよくある形で、下へ戻るときは速くなりやすいという点は頭に入れておきたいところです。
明日24日の寄り付きまで、残りは本日の1営業日だけです。現物が6万5018円95銭から先物に追いつくとすれば、埋めるべき距離は1800円を超えます。この幅が本日のうちに縮むのか、そのまま24日へ持ち越されるのかで、休み明けの寄り付きの荒さが変わります。日中立会で建玉を増やすのであれば、6万6400円を割らないことを条件にしたうえで、枚数は平日より抑えます。板が薄いので、指値を置かずに成行で出すと想定より不利な値段で約定しやすいからです。オプションを使う手もあり、本日と明日は時間の経過が売り手に有利に働きますが、現物再開をまたぐ建玉は24日朝の窓で評価が一変します。本日の判断は、15時40分の清算値が6万6400円を上回るかどうかの一点に絞ります。
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22時45分に、米国の9月の購買担当者景気指数の速報が出ます。
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12月限の値段は、この3営業日で6万4590円から6万7080円まで動きました。
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明日24日の寄り付きまで、残りは本日の1営業日だけです。
本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。
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