ホーム » 配信情報トップ » NIKKEI » 日経概況 » 日経685円高もTOPIXは反落、半導体に一極集中|日経平均の概況【10月28日】

日経685円高もTOPIXは反落、半導体に一極集中|日経平均の概況【10月28日】

TBLMARKET NOTEAI × INVESTMENT INTELLIGENCE

CLOSING BELL ・ 2026.10.28

日経685円高もTOPIXは反落、半導体に一極集中

日経平均の概況

10月28日 17:30更新読了目安 6分

3 POINTS

まず、ここだけ押さえる

  1. 01

    日経平均は685円82銭高の6万3954円19銭で続伸し、韓国SKハイニックスの好決算が半導体株への買いを呼びました。

  2. 02

    TOPIXは5.66ポイント安と反落し、プライムの7割が下げており、上昇は一部の値がさ株に偏っています。

  3. 03

    今晩はFOMCの結果公表とアルファベットなどの決算が重なり、6万4000円台を保てるかが焦点です。

日経平均63,954.19円+685.82円
TOPIX3,991.71-5.66
グロース250797.98+13.76
ドル・円157.88円+0.12円

KEY LEVELS

判断に使う水準

上値の目安64,000円上側の判断水準
中心価格64,000円値動きの分岐点
下値の目安63,954円下側の判断水準
この記事の目次
  1. 01市場の総括
  2. 02今晩の米国市場の注目ポイント
  3. 03今後の投資戦略

01

市場の総括

28日の日経平均株価は前営業日比685円82銭高(1.08%高)の6万3954円19銭で続伸しました。TOPIXは5.66ポイント安(0.14%安)の3991.71と3営業日ぶりに反落し、東証グロース市場250指数は13.76ポイント高の797.98で3日続伸しています。東証プライムの値上がりは432銘柄、値下がりは1096銘柄、変わらずは25銘柄で、値下がりが70.5%を占めました。売買代金は8兆742億円、売買高は23億8210万株です。10年物国債の利回りは2.825%へ0.04%ほど上昇し、20年物は3.640%となりました。

寄り付きから半導体関連株に買いが集まって6万4000円台を回復し、12時34分には1040円34銭高の6万4308円71銭まで上げましたが、後場は伸び悩んで終えました。前日の米国市場での半導体株の買い戻しに加え、韓国のSKハイニックスの決算が好感され、アジア全体でAI関連に買いが向かっています。業種別はガラス・土石製品が2.42%高で上昇率の首位、非鉄金属が1.88%高、電気機器が1.80%高、機械が1.33%高と続きましたが、上昇は33業種のうち10業種にとどまりました。下落率は保険業の2.83%安が最大で、食料品が2.67%安、石油・石炭製品が2.26%安です。指数を押し上げたのはアドバンテストと東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、キオクシアホールディングス、イビデンで、押し下げたのはコナミグループと日東電工、バンダイナムコホールディングス、カプコンでした。

02

今晩の米国市場の注目ポイント

27日の米国市場は、ダウ平均が15ドル99セント高(0.03%高)の5万2377ドル57セント、S&P500が45.83ポイント高(0.60%高)の7722.60、ナスダック総合が308.43ポイント高(1.18%高)の2万6477.81でそろって続伸し、SOX指数は3.6%高でした。数週間にわたって売られてきた半導体株に買い戻しが入ったことが、指数を引き上げています。

今晩の軸は米連邦公開市場委員会です。結果の公表とFRB議長の記者会見は日本時間29日の未明で、3.75〜4.00%での据え置きが見込まれており、論点は12月以降の姿勢に移っています。同じ未明にアルファベットとマイクロソフトの決算が出ます。AI向けの設備投資額がどこまで積み増されるかは、本日買われた装置と部材の裏付けになる数字です。29日にはECBの政策金利、米国の7-9月期GDP速報値と9月のPCE価格指数、アマゾンとインテルの決算も控えています。17時13分時点の時間外取引はナスダック100先物が166.25ポイント高の2万9978.25と堅調な一方、ダウ平均先物は131ドル安の5万2448ドルで、買われている範囲は半導体とAIに限られています。

03

今後の投資戦略

韓国のSKハイニックスの好決算が、アジアの半導体関連株にまとめて火を付けた一日でした。上昇率の首位は2.42%高のガラス・土石製品で、MARUWAが上期の営業利益を62.4%増として通期計画を再び引き上げ、ストップ高となっています。非鉄金属、電気機器、機械と続く上位4業種は、いずれも半導体の製造に連なります。引け後にはアドバンテストが今期予想の上方修正と自社株買いを発表し、日立製作所とNECも通期予想を引き上げました。明日の見どころは、この上方修正の連鎖が上位4業種の外へ広がるかどうかです。

注意するのは、上げた銘柄の少なさです。日経平均が1.08%上げた日に23業種が下がり、値下がりは1096銘柄と全体の70.5%、TOPIXは5.66ポイント安で反落しました。下落率の首位は2.83%安の保険業で、次が2.67%安の食料品です。キヤノンは通期予想の下方修正、日東電工とカプコンは予想どおりの着地で押し下げ側に回りました。半導体への集中が崩れる条件は、今晩のアルファベットとマイクロソフトが設備投資に慎重な姿勢を示すことです。

国内の長期金利は、30日の日銀金融政策決定会合を前に上を向きました。10年物国債の利回りは2.825%、20年物は3.640%で、27日の2.782%と3.581%からそろって上昇しています。ただし銀行業は0.09%高にとどまり、金利上昇は1.87%安の不動産業へ逆風として出ただけでした。WTI先物は27日に1バレル99ドル98セントと100ドルを割り、石油・石炭製品の2.26%安に効いています。為替は16時のドル円が157円88銭で、27日の同じ時刻の157円76銭から12銭の円安です。158円台に乗る場面では介入への警戒が出やすく、1.12%安だった輸送用機器の戻りもそこで止まります。

  1. 1

    韓国のSKハイニックスの好決算が、アジアの半導体関連株にまとめて火を付けた一日でした。

  2. 2

    注意するのは、上げた銘柄の少なさです。

  3. 3

    国内の長期金利は、30日の日銀金融政策決定会合を前に上を向きました。

本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。

TBL AI INVESTMENT COMMUNITY

分析を、毎日の判断につなげる。

日経225、米国個別株オプション、先物デイトレとAI分析ツールを体系的に学べます。

詳しく見る →

AIオプション専門コース

上げ・下げ・停滞。
どんな相場でも利益を狙う。

  • 日経225+米国個別株オプションまで完全網羅した日本一の講座
  • ボラティリティ予測AIで複雑な戦略立案を大幅に効率化
  • 先物デイトレ(週1・ジョン直接指導)とAI分析ツールも込み
月額 20,000円4サービス統合 / 通常28,000円
コースを見る ›

主宰・ジョン シュウギョウ | TBL AI投資コミュニティ

お買い物カゴ