【市場の総括】
2026年7月16日の東京株式市場は3日ぶりに反落しました。終値は前日比1915円97銭(2.79%)安の6万6835円54銭で取引を終えました。下落率は2.79%と、大きな調整局面となりました。下落率は2.79%と、大きな調整局面となりました。
前日までの半導体・AI関連の急ピッチの上昇に対するオーバーシュート修正が最も大きく、日経半導体株指数の8%超の下落が全体のセンチメント悪化につながっています。また、米国市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3%超下落していることに加え、韓国市場でレバレッジETFの新規上場停止など、変動抑制策が示されたことも、アジアの半導体関連に対する投機的な資金を冷やす要因となりました。
||米国市場は3指数揃って上昇
15日の米株式市場は続伸し、終値は前日比150ドル37セント(0.28%)高の5万2658ドル64セント、ナスダックは続伸し、終値は前日比162.219ポイント(0.62%)高の2万6269.227、S&P500種も続伸し、終値は前日比28.81ポイント(0.38%)高の7,572.40で取引を終えました。
欧州時間帯でASMLなど半導体関連が決算警戒から軟調となったほか、中国のメモリ大手CXMT上場観測による既存半導体銘柄への資金シフト懸念から、半導体・メモリ関連に売りが出る場面がありました。しかし、アップル、アルファベット、アマゾンなどメガテック銘柄が底堅く推移したことで、S&P500は午後にかけて反発し、最終的にはプラス圏を維持して引けています。
【 今後の投資戦略】
日経平均は7万円台目前から2%超の大幅反落となりましたが、TOPIXの下落率はやや限定的であり、半導体以外のセクターの調整は相対的に小さい形です。今後の指数動向としては、短期的には半導体主導の調整トレンドが続きやすい一方、為替の円安基調と海外需要に支えられた輸出関連が、TOPIX型での下値を支える可能性が高いと考えます。
AI/半導体は短期的にはボラティリティが非常に高いですが、AI・データセンター投資の中長期テーマとしては依然有望であり、分割・増配や設備投資計画を精査しながら押し目を狙う局面です。




