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日経平均の概況と投資戦略【2026年8月6日】

各市場の動き2026年8月6日時点
📈株式指標
日経平均(円)
65,683.26
▼ -617.18 (-0.93%)
TOPIX(ポイント)
4,055.85
▲ +9.68 (+0.24%)
グロース市場250(ポイント)
720.98
▼ -2.43 (-0.34%)
💱為替(16:00)
ドル・円
157.89
▲ +0.20 (+0.13%)
ユーロ・円
182.26
▲ +0.40 (+0.22%)
ユーロ・ドル
1.1547
▲ +0.0015 (+0.13%)
🌎海外株式
NYダウ工業株30種(ドル)
54,349.12
▲ +263.24 (+0.49%)
S&P500種
7,723.55
▼ -12.97 (-0.17%)
ナスダック
26,363.440
▼ -221.550 (-0.83%)
🏦 債券・金利
長期(10年)国債金利(%)
2.757%
▼ -0.048
米10年国債(%)
4.617%
▼ -0.010

【今日の3行まとめ】

  • 日経平均は617円安の6万5683円と3日ぶり反落。米AI関連株安を受け、値がさ半導体に利益確定売りが出ました。
  • 下げたのは指数だけ。TOPIXは3日続伸し、東証プライムの7割超にあたる1130銘柄が上昇しています。
  • 明日7日には米雇用統計。資金は食料品や医薬品へ移り始めており、半導体の押し目買いは急がない場面です。

【市場の総括】

2026年8月6日の東京株式市場で、日経平均株価は3営業日ぶりに反落しました。終値は前日比617円18銭(0.93%)安の6万5683円26銭です。一方でTOPIXは9.68ポイント(0.24%)高の4055.85と3日続伸し、東証グロース市場250指数は2.43ポイント(0.34%)安の720.98でした。東証プライムの値上がり銘柄は1130、値下がりは401と、全体の7割を超える銘柄が上昇しています。売買代金は概算9兆6880億円、売買高は26億7000万株でした。10年物国債の利回りは2.757%と、前日の2.805%から0.048%低下しています。 指数を押し下げたのは値がさの半導体株でした。前日の米国市場でAI関連が売られ、6日の韓国株も下落した流れを受けて、寄り付きは404円44銭安。前場には下げ幅が1300円を超え、一時6万5000円を割り込みました。ただ午後は海外短期筋とみられる先物買いで下げ渋り、安値から600円以上戻して引けています。東京エレクトロン、アドバンテスト、キオクシア、ソフトバンクグループの4銘柄だけで、指数を約850円押し下げました。半面、33業種のうち20業種が上昇し、食料品、医薬品、鉄鋼、小売業が上位に並んでいます。下位は非鉄金属、電気機器、金属製品でした。太陽誘電は前日の引け後に今期の経常利益を270億円から420億円へ55.6%上方修正しましたが、材料出尽くしとみた売りで一時11.5%安と急落しました。

今晩の米国市場の注目ポイント

5日の米国市場は方向が分かれ、ダウ工業株30種平均は263ドル24セント(0.49%)高の5万4349ドル12セントと5日続伸で最高値を更新した一方、S&P500は0.17%安の7723.55、ナスダック総合は0.83%安の2万6363.44と反落しました。SOX指数は0.13%安の12162.96とほぼ横ばいでしたが、決算を受けたアドバンスト・マイクロ・デバイセズの7.04%安とアルファベットの4.05%安がハイテク全体の重しとなっています。 今晩の指標は21時30分の週間新規失業保険申請件数だけで、相場を動かす材料は多くありません。関門は明日7日21時30分の7月の米雇用統計です。非農業部門の雇用者数は8万人増、失業率は6月と同じ4.2%が予想の中心です。5日のADP全米雇用リポートが4万4000人増と予想を下回った後だけに、減速がどこまで進んだかが焦点になります。米長期金利は4.60%台で、弱い指標が続いても下がりきりません。ここで雇用の鈍化が確認されれば金利低下がハイテク株を支えますが、強い数字なら利上げを求める意見が息を吹き返します。WTI先物が3営業日で約11%下げて75ドル06セントとなり、インフレ側の重しが軽くなっているぶん、雇用の数字が金利を動かす力は普段より大きくなります。

【今後の投資戦略】

食料品と医薬品が業種別の上位に並ぶ日は、相場の性格が変わりかけているときです。本日はその2業種に加えて鉄鋼と小売業が買われ、33業種のうち20業種が上昇しました。値上がり1130に対して値下がりは401ですから、市場の大部分は上げています。それでも指数が617円下がったのは、東京エレクトロンなど4銘柄で約850円分を失ったからです。9兆6880億円という商いに投げ売りの気配はありません。むしろ、7月末からの半導体主導の戻りで利益が乗った持ち高を外し、その資金を内需とディフェンシブに置き換える動きと見るのが自然です。10年物国債の利回りが0.048%下がったことも、この移動を後押ししました。太陽誘電が55.6%の上方修正を出しながら売られたのは、良い決算でも半導体関連なら利益確定の対象になる、という今の空気を映しています。 ただし、この資金の移動が本物かどうかは、まだ一日分の値動きでしか確かめられていません。判定の材料は明日出ます。米雇用統計を受けて半導体株が買い戻され、食料品や医薬品が同時に売られるようなら、本日の動きは一日限りの持ち高調整だったということです。逆に来週も内需側が上位に残るなら、資金の移動は本物です。半導体関連の買い直しは、雇用統計を通過してからでも十分間に合います。
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