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日経平均の見通しと投資戦略【2026年8月6日】

各市場の動き2026年8月6日時点
📈株式指標
日経平均(円)
65,683.26
▼ -617.18 (-0.93%)
TOPIX(ポイント)
データなし
グロース市場250(ポイント)
データなし
💱為替(16:00)
ドル・円
157.87
▲ +0.18 (+0.11%)
ユーロ・円
182.22
▲ +0.36 (+0.20%)
ユーロ・ドル
1.1546
▲ +0.0014 (+0.12%)
🌎海外株式
NYダウ工業株30種(ドル)
54,349.12
▲ +263.24 (+0.49%)
S&P500種
7,723.55
▼ -12.97 (-0.17%)
ナスダック
26,363.440
▼ -221.550 (-0.83%)
🏦 債券・金利
米10年国債(%)
4.617%
▼ -0.010

【市場の見通し】

2026年8月6日の東京株式市場は、反落して始まりそうです。大阪取引所の夜間取引で日経平均先物9月限は前日清算値比560円安の6万5780円で取引を終えました。5日の日経平均株価の終値6万6300円44銭を520円下回る水準です。夜間は6万6810円まで買われたあと1100円あまり値を消し、安値圏で引けています。シカゴ市場の日経平均先物は円建てで6万5830円でした。本日の予想レンジは6万5300円~6万6400円と想定します。

上値を抑えるのは25日移動平均線の6万6285円です。5日の終値はこの線をわずかに上回りましたが、夜間の先物はその下へ押し戻されました。下値のめどは75日移動平均線の6万5132円です。為替は落ち着いています。6日朝のドル円は1ドル=157円70銭前後で、5日朝の157円72銭前後とほぼ変わりません。ユーロ円は1ユーロ=182円台前半で、5日朝の181円89銭前後と比べると円安方向に動きました。介入への警戒感はいったん薄れていますが、明日7日の米雇用統計を控えて上値は追いにくい地合いです。

ダウは5日続伸、ナスダックは反落と行き先が分かれました

 

5日の米国市場は指数によって方向が割れました。ダウ工業株30種平均は前日比263ドル24セント(0.49%)高の5万4349ドル12セントで5日続伸し、最高値の更新が続いています。ただし取引時間中は一時600ドルを超えており、引けにかけて上げ幅の半分以上を戻しています。一方でS&P500は12.97ポイント(0.17%)安の7723.55と反落し、ナスダック総合指数は221.55ポイント(0.83%)安の2万6363.44と下げが目立ちました。材料は朝方の指標です。7月のADP全米雇用リポートは非農業部門の雇用者数が4万4000人増と市場予想を下回り、6月分も9万8000人増から9万5000人増へ下方修正されました。7月のISMサービス業景況感指数も54.1と、予想の54.5に届いていません。

東京市場への波及は、業種によってはっきり分かれそうです。前日に大きく買われた半導体とハイテクには利益確定の売りが出ており、アドバンスト・マイクロ・デバイセズは決算を受けて7.04%安、アルファベットは4.05%安、アマゾン・ドット・コムは1.72%安でした。半面、エヌビディアは発注先である鴻海精密工業の7月売上高が大幅に伸びたことを受けて3.43%高と5日続伸しています。ディズニーやイーライリリーも決算を受けて買われています。中東では、イエメンのフーシ派が紅海北部でサウジアラビアの石油タンカーを攻撃したと主張する一方、イランがホルムズ海峡の航行ルートを巡ってオマーンと合意したとの報道も流れています。WTI先物は0.73%安と続落しました。

【本日の投資戦略】

 

東京市場の一日は、後場が終わってから本番を迎えます。本日は322社が決算を発表し、そのうちソフトバンクグループとレーザーテックはいずれも午後3時半ごろの公表予定です。ソフトバンクグループは5日の日経平均を587円分押し上げた銘柄で、指数への効きは半導体大手に匹敵します。数字が出るのは大引け後ですから、日中は思惑だけで株価が振られやすく、答え合わせは明日の朝に持ち越しです。日中に確認できる国内の材料は午後1時の7月都心オフィス空室率くらいで、指数を動かす力は限られます。市場の関心は明日21時半の7月米雇用統計に向いています。

弱い数字が二つ出たのに、米国の長期金利は動きませんでした。ADPもISMサービス業も市場予想を下回りましたが、10年物国債の利回りは4.61%台での横ばいです。7月30日に4.67%、8月3日に4.73%まで上がった水準からは確かに下がりましたが、そこから先へは進んでいません。同じ日にカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は、待つよりも今すぐ小幅な利上げを開始したいと述べています。もう一つ気になるのがNY金先物で、3.67%高と大幅に続伸しました。原油が0.73%安で続落し、インフレ圧力が緩んでいるはずの日に金がこれだけ買われるのは、利下げ期待とは別の理由が働いていると見るのが自然です。金利低下が株高を支えるという7月末からの構図は、今週に入って効きが鈍くなっています。

昨日2342円上げた相場が、その上げ幅の4分の1ほどを返した水準から始まります。夜間の先物6万5780円は25日線の下、75日線の上という、どちらにも寄れる位置です。寄り付き直後の数分は見送り、6万6000円を回復できるかどうかを確かめてください。回復して維持できるなら、25日線までの500円は取りにいける値幅です。逆に6万5500円を割り込むようなら、昨日の上げは決算を材料にした一日限りの買い戻しだったと判断し、その日のうちに手を引きます。逆指値は75日線のすぐ下、6万5000円あたりに置いてください。ソフトバンクグループの決算をまたぐかどうかは持ち高の大きさで決め、翌朝のギャップに耐えられない量なら大引け前に外してください。持ち高は普段の7割程度にとどめ、明日の米雇用統計を通過させてから積み増しても遅くはありません。

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