OPENING BELL ・ 2026.09.04
米3指数1%超高で反発発進か、夜間先物430円高
日経平均の見通し
3 POINTS
まず、ここだけ押さえる
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夜間先物は64,660円。前日比は+430円です。
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本日の予想レンジは63,900~65,400円。重要な価格帯を確認。
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2026年9月4日の東京株式市場は、反発して始まりそうです。
数字だけを、先に確認
KEY LEVELS
判断に使う水準
01
市場の見通し
2026年9月4日の東京株式市場は、反発して始まりそうです。大阪取引所の夜間取引で日経平均先物9月限は日中清算値比430円高の6万4660円で取引を終え、シカゴ日経平均先物の円建て清算値も大阪の日中終値比330円高の6万4560円でした。3日の日経平均株価は111円16銭安の6万4214円48銭と4日続落し、この4営業日で2200円近く水準を切り下げています。前夜の米国市場で主要3指数がそろって1%超上昇しており、下げすぎた分を買い戻す動きが先行しそうです。本日の予想レンジは6万3900円〜6万5400円を想定します。
ドル円は3日のニューヨーク市場で一時1ドル155円30銭と、約1か月ぶりの円高水準を付けました。終値では155円81銭前後で、前日の158円台後半から2円90銭ほどの円高です。ユーロ円も181円14銭前後と、前日の183円台後半から2円80銭ほど円高に振れました。日銀の高田創審議委員が連続利上げの可能性に触れたことに加え、日銀が今月の会合で政策金利を0.25%引き上げる公算だとの報道が伝わり、円を買う動きが続いています。いずれも観測の段階ですが、輸出関連の採算という点では米国株高の追い風を削ります。WTI先物が1バレル91ドル83セントと6週間ぶりの高値圏にあることも、コスト面の重しとして残ります。
02
FRB理事の一言で3指数が1%超上昇、半導体だけが取り残されました
3日の米国市場は、ダウ工業株30種平均が前営業日比624ドル16セント高の5万3686ドル11セントと続伸しました。S&P500は81.11ポイント高の7747.71、ナスダック総合指数は366.23ポイント高の2万6584.06で、3指数とも上昇率が1%を超えています。10年物国債の利回りは4.770%と、前営業日の4.780%から0.010%下がりました。きっかけはFRBのウォラー理事の講演です。今後発表される経済指標でインフレ圧力の鈍化が確認されれば、15日から16日のFOMCで政策金利の据え置きを支持すると述べました。ジャクソンホール会議以降強まっていた早期利上げ観測がいったん後退し、ソフトウエア関連や自動車関連に買い戻しが入りました。
ただし、上げ方には偏りがありました。SOX指数は11352.13と、前日比12.88ポイント高の0.11%高にとどまっています。3指数が1%超上げた日に、半導体だけがほぼ動いていません。エヌビディアがAI関連企業の買収を正式発表して続伸した一方、ブロードコムは冴えない展開でした。金利低下の恩恵が直接効くソフトウエアに資金が向かい、半導体までは広がらなかった形です。東京市場は前日まで値がさ半導体に指数を振り回されてきましたが、前夜の米国市場は、その値がさが今日も主導するという裏づけまでは示していません。
03
本日の投資戦略
非農業部門雇用者数の市場予想は6万人の増加です。7月が2万3000人の減少でしたから、今夜21時30分に出る米8月雇用統計は、労働市場が減少から増加へ戻ったかどうかを確かめる数字になります。予想を上回れば労働需給の底堅さから利上げ観測が再び強まり、ウォラー理事の発言で下がった長期金利が戻ります。日経平均にとっては割引率が上がる方向で、値がさグロースに効きます。反対に弱ければFOMCの据え置き観測が固まり、円高がさらに進む可能性が残ります。東京市場は結果を見る前に引けますので、本日は指標待ちの薄商いになりやすい相場です。国内では寄り前に7月の家計調査が公表されます。
夜間取引の6万4660円は、一目均衡表の基準線である6万5028円の368円手前で止まりました。3日の終値6万4214円48銭から見れば基準線まで813円、25日移動平均線の6万5941円までは1726円あります。一方、下側では心理的な節目の6万3000円と26週移動平均線の6万2988円がほぼ重なって並んでおり、終値からの距離は1226円です。上に813円、下に1226円という配置で、戻りの通り道のほうが短くなっています。加えて日足は2日続けて上ヒゲのない陰線、つまり寄り付きが高値でそのまま押される形が続いています。買い戻しで始まる本日も、寄り値を上回って前場を維持できるかどうかが、この2日間との違いを測る最初の物差しになります。
買い戻しで始まる日にいちばん危ないのは、寄り付きの高い値段をそのまま追ってしまうことです。2日続けて寄り付きが高値でしたから、最初の30分は値段を確かめる時間に充て、買い下がるなら前日終値の6万4214円より下に指値を置きます。追いかけて買うのは基準線の6万5028円を明確に上抜け、そこで押し戻されないことを確認してからで間に合います。今夜の雇用統計をまたいで持ち高を残すなら、6万3000円と6万2988円が重なる帯まで下げても手仕舞わずに済む建て方かどうかを、寄り付く前に確かめておきます。本日の売買で確かめたいのは一点だけで、6万5028円に近づいた場面で戻り売りが出るかどうかです。そこで頭を押さえられないようなら、来週の相場は26週移動平均線の6万2988円を意識せずに済みます。
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非農業部門雇用者数の市場予想は6万人の増加です。
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夜間取引の6万4660円は、一目均衡表の基準線である6万5028円の368円手前で止まりました。
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買い戻しで始まる日にいちばん危ないのは、寄り付きの高い値段をそのまま追ってしまうことです。
本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。
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