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日経平均の概況と投資戦略【2026年7月24日】

各市場の動き2026年7月24日時点
📈株式指標
日経平均(円)
65,018.95
▲ +882.70 (+1.38%)
TOPIX(ポイント)
データなし
グロース市場250(ポイント)
データなし
💱為替(16:00)
ドル・円
156.86
▲ +0.73 (+0.47%)
ユーロ・円
179.53
▲ +0.33 (+0.19%)
ユーロ・ドル
1.1490
▲ +0.0014 (+0.12%)
🌎海外株式
NYダウ工業株30種(ドル)
51,682.64
▼ -95.40 (-0.18%)
S&P500種
7,650.50
▲ +12.74 (+0.17%)
ナスダック
26,522.545
▲ +104.244 (+0.39%)
🏦 債券・金利
米10年国債(%)
4.998%
▲ +0.051

【市場の総括】

2026年7月24日の東京株式市場は大幅反落しました。日経平均株価の終値は前日比1811円45銭(2.73%)安の6万4611円15銭で取引を終え、前日の反発から一転して急落しました。東証株価指数(TOPIX)は4011.31と42.57ポイント安(-1.05%)で引け、取引時間中には心理的節目の4000ポイントを一時割り込む場面もありました。東証プライムでは値上がりよりも値下がり銘柄が優勢となり、日経平均構成銘柄の騰落数も値上がり91に対し値下がり133と、幅広く売りに押されました。売買代金は概算8兆4378億円でした。

昨夜の米国市場でアルファベットやテスラの決算を受けてAIへの過剰投資懸念が再燃し、米ハイテク株が大幅安となった流れを引き継ぎました。指数寄与度の大きい値がさ半導体株に売りが膨らみ、東京エレクトロンが1銘柄で日経平均を約448円押し下げたほか、アドバンテスト、ソフトバンクグループ、キオクシアホールディングス、ディスコといった主力が軒並み下落しました。加えて、中東情勢の悪化懸念による原油高と金利上昇、韓国総合株価指数(KOSPI)の急落も投資家心理の重荷となり、日経平均は午後1時過ぎに一時2200円を超える下げ幅を記録しました。一方で、業種別では医薬品や保険業、海運業、鉱業などが上昇し、中外製薬やKDDI、東京海上ホールディングスなどのディフェンシブ・内需関連が買われるなど、半導体主導の下げとは対照的に相場を下支えする動きも見られました。翌週に日米韓の主要ハイテク企業の決算発表を控えた週末とあって、持ち高調整の売りも出やすい地合いでした。

今晩の米国市場の注目ポイント

前夜の米国市場はダウ平均が5万1711ドル(-0.97%)、S&P500が7408ポイント(-1.21%)、ナスダック総合が2万5137ポイント(-2.15%)とそろって下落しました。決算を受けたアルファベットが7%安、テスラが14%安と大型ハイテク株の下げが指数を押し下げ、中東情勢に伴う原油高も重しとなった形です。

今晩の米国市場は金曜日にあたり、大型の決算発表や重要指標は比較的少ない一日となる見通しです。ただし、前夜のアルファベットやテスラの決算後の急落を受けて、AI関連への投資回収力を見極めるムードが引き続き相場を左右しそうです。時間外の米株先物は軟調に推移しており、S&P500が7300ポイント台を維持できるかが目先の焦点となります。日経平均先物も夜間取引で900円を超える下げとなるなど、東京市場の終値より一段安い水準で推移しており、週明けにかけての地合いには注意が必要です。

また、来週にはビッグイベントが集中します。米連邦公開市場委員会(FOMC)、4〜6月期の米国内総生産(GDP)速報値、6月の個人消費支出(PCE)デフレーター、さらにマイクロソフトやアマゾンといった大型テック企業の決算がわずか数日間に相次いで予定されています。FRBの年内利上げ確率が高まっているなか、これらの結果が米長期金利や為替、そしてハイテク株の方向性を大きく動かす可能性があり、週末のうちに材料を整理しておきたいところです。

【今後の投資戦略】

まず、本日の値動きから読み取れることを整理します。一時2200円を超えていた下げ幅が終値では1811円安まで戻したこと、そして日経平均構成銘柄で値上がりが91銘柄あったことは、この日の下落が全面安ではなかったことを示しています。売買代金が8兆4378億円と前日より減少した一方で、売買高は19億2200万株と増えました。値がさのハイテク株から、より単価の低い銘柄へ資金が移動していた一日だったと読むことができます。

今日注目したいのは需給です。空売り比率は43.8%まで上昇しました。40%を超える水準は、売り方の持ち高がかなり積み上がっている状態を意味します。悪材料が出尽くせば、この買い戻しが下値を支える力に変わります。さらに注目すべきは、これだけ指数が急落した日に、年初来高値を更新した銘柄が42、年初来安値を更新した銘柄がわずか2という数字です。売られたのは半導体とAI関連という特定の塊であって、市場全体の体温が下がったわけではありません。指数の下げ幅だけを見て相場全体が崩れたと判断すると、実際に起きていることを見誤ります。

行動としては、6万4000円近辺を目先の下値メドとして意識します。7月17日の安値6万4141円が近く、ここを維持できるかが来週の分岐点です。週明けにはFOMCと大型ハイテク決算というイベントが控えているため、これをまたぐ集中したポジションは避け、買い下がるなら分割で入るのが妥当です。半導体関連は空売り比率の高さから戻りも速くなり得ますが、決算を確認するまでは打診の範囲にとどめておきたいところです。本日上昇した医薬品や保険、陸運といったセクターは、資金の逃避先として当面の受け皿になりやすく、ポートフォリオの安定に寄与します。ポジションサイズは普段の半分程度に抑え、原油価格と長期金利の水準を毎日確認しながら対応していきましょう。

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