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円安進むも横ばい圏で始まりそう、夜間先物は20円安|日経平均の見通し【8月7日】

各市場の動き2026年8月7日時点
📈株式指標
日経平均(円)
65,316.09
▼ -367.17 (-0.56%)
TOPIX(ポイント)
データなし
グロース市場250(ポイント)
データなし
💱為替(16:00)
ドル・円
158.38
▲ +0.78 (+0.50%)
ユーロ・円
182.52
▲ +0.38 (+0.21%)
ユーロ・ドル
1.1527
▼ -0.0030 (-0.26%)
🌎海外株式
NYダウ工業株30種(ドル)
53,885.10
▼ -464.02 (-0.85%)
S&P500種
7,709.96
▼ -13.59 (-0.18%)
ナスダック
26,348.352
▼ -15.087 (-0.06%)
🏦 債券・金利
米10年国債(%)
4.670%
▲ +0.053

【市場の見通し】

2026年8月7日の東京株式市場は、横ばい圏で始まりそうです。大阪取引所の夜間取引で日経平均先物9月限は日中終値比20円安の6万5530円で取引を終えました。6日の終値6万5683円26銭を150円ほど下回る水準です。夜間は6万4940円まで下げたあと切り返し、一時6万6370円まで買われています。シカゴ市場の日経平均先物は円建てで6万5620円でした。本日の予想レンジは6万5000円~6万6400円と想定します。

上値のめどは25日移動平均線の6万6020円、下値は75日移動平均線の6万5440円です。夜間の先物は両方を一度ずつ跨ぎ、どちらも抵抗として働いていません。為替は円安方向に振れました。7日朝のドル円は1ドル=158円46銭前後で、6日朝の157円70銭前後と比べて76銭の円安です。6日のニューヨーク市場では一時158円55銭まで上昇しました。ユーロ円も182円15銭から182円64銭へと上昇しています。ドルが買われている理由は米国の利上げ観測です。円安は輸出企業の追い風ですが、原因が米金利の上昇にある以上、株式にとって手放しで喜べる材料ではありません。

ダウは6日ぶりに反落、原油高と利上げ観測が重なりました

 

6日の米国市場は主要3指数がそろって下落しました。ダウ工業株30種平均は前日比464ドル02セント(0.85%)安の5万3885ドル10セントで、6日ぶりの反落です。S&P500は13.59ポイント(0.18%)安の7709.96、ナスダック総合指数は15.09ポイント(0.06%)安の2万6348.35と、こちらはほぼ横ばいでした。下げの起点は原油です。イランとオマーンが合意したと伝えられるホルムズ海峡の航路再開について、イラン側が海峡の完全再開を意味するものではないと牽制したと報じられ、WTI先物は2.46ドル(3.27%)高の77.68ドルまで反発しました。3営業日続落した後の切り返しです。

もう一つの材料は金利でした。英紙が関係筋の話として、FRBのウォーシュ議長がインフレが高進すれば利上げの用意があると報じ、理事の一人も利上げを支持する意向を示しています。雇用と生産性の指標がそろって強かったことも重なり、米国の10年物国債の利回りは0.065%上昇し4.678%になりました。年内の利上げを織り込む動きです。ただし東京市場への波及は限られると見ています。売られたのはゴールドマン・サックスの2.62%安をはじめ金利上昇に弱い金融株が中心で、アドバンスト・マイクロ・デバイセズやブロードコムなど半導体の一角は買われ、SOX指数は小幅ながら上昇しています。6日の東京市場で重荷になった半導体株には買い戻しが入りやすく、VIX指数も15.15と前日の15.81から低下しています。

【本日の投資戦略】

 

今日の日経平均を動かすのは、経済指標でも海外要因でもなく、個別企業の数字です。本日は679社が決算を発表します。フジクラ、川崎重工業、リクルートホールディングスなどが並びます。国内の材料は寄り前の6月家計調査と午後2時の6月景気動向指数ですが、指数を動かす力は限られます。焦点は前日の引け後に出たソフトバンクグループの決算への反応です。27年3月期第1四半期の純利益は前年同期比17.7%減の3473億円で、傘下の英アームの人員増などで費用が膨らみました。同社株は決算を控えた日中取引で4%を超えて下げており、その後のPTSでは一時4%あまり安、米国のADRでは1%程度の下落でした。出尽くしと受け止められるかどうかで、日経平均への寄与度は数百円分変わります。

売り手と買い手は、昨日それぞれ別の市場にいました。先物では売り、現物では買いです。夜間の日経平均先物は安値6万4940円と高値6万6370円の両方をつけたうえで日中比20円安まで押し戻されており、方向を決めたというより今晩の米雇用統計を前に持ち高を軽くする動きに見えます。一方で現物は逆を向いています。6日の日経平均は617円18銭安でしたが、東証プライムでは値上がり銘柄が7割を超えました。日経平均をTOPIXで割ったNT倍率は5日の16.39倍から16.16倍へ低下しています。指数を押し下げたのは値がさの半導体とAI関連であって、市場全体から資金が抜けたわけではありません。この二層構造が続くあいだは、指数の下げ幅だけで弱気に傾くと判断を誤ります。

今晩21時半の米雇用統計を、日本の市場は閉まった状態で迎えます。結果を織り込めるのは月曜の朝です。日中の売買は75日線6万5440円と25日線6万6020円に挟まれた600円弱のレンジを前提に組み立ててください。75日線に近づいた場面での押し目買いは、逆指値を6万5000円に置くなら妥当です。25日線に届いた場面ではいったん利益を確定し、週足の13週線6万6380円を上抜けるまでは戻り売りが優勢だと考えます。持ち越す量は普段の半分にとどめ、残りは月曜の寄り付きを見て決めてください。ソフトバンクグループ一銘柄で日経平均が数百円動く日です。指数に連動する商品をお持ちの方は、とくに量を絞ってください。

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