OPENING BELL ・ 2026.09.03
エヌビディア3%高で反発発進か、夜間先物130円高
日経平均の見通し
3 POINTS
まず、ここだけ押さえる
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夜間先物は64,480円。前日比は+130円です。
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本日の予想レンジは64,000~65,100円。重要な価格帯を確認。
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WTI先物も1バレル91ドル01セントと7月下旬以来の高値圏で、原油高への警戒も残ります。
数字だけを、先に確認
KEY LEVELS
判断に使う水準
01
市場の見通し
2026年9月3日の東京株式市場は、反発して始まりそうです。大阪取引所の夜間取引で日経平均先物9月限は日中清算値比130円高の6万4480円で取引を終え、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は大阪の日中終値比385円高の6万4735円でした。2日の日経平均株価は1889円70銭安の6万4325円64銭と大幅に3日続落し、約1か月ぶりに6万5000円台を割り込んでいます。前夜の米国市場で主要3指数がそろって反発しており、下げの反動を取りにいく買いが先行しそうです。本日の予想レンジは6万4000円〜6万5100円を想定します。
戻りを抑える側の材料は、株式市場の外にあります。日銀の高田創審議委員が2日午後の記者会見で、局面が変われば年2回という間隔にとらわれず連続利上げもあり得ると述べました。これを受けて円を買う動きが強まり、2日夕方の東京市場で1ドル=159円69銭だったドル円は、今朝8時の時点で158円78銭です。91銭の円高になります。ユーロ円も同じ2日夕方の184円89銭から183円98銭へ、91銭の円高です。2日のニューヨーク市場では一時158円22銭まで円が買われ、日本の通貨当局による介入や、その前段階にあたるレートチェックが入ったのではないかという思惑も出ました。実施は確認されていませんが、輸出関連の採算という点では米国株高の追い風を打ち消す側に働きます。WTI先物も1バレル91ドル01セントと7月下旬以来の高値圏で、原油高への警戒も残ります。
02
米国の利上げ観測が後退し、主要3指数が4日ぶりに反発しました
2日の米国市場は、ダウ工業株30種平均が前営業日比295ドル07セント高の5万3061ドル95セントと4日ぶりに反発しました。S&P500は35.13ポイント高の7666.60、ナスダック総合指数は118.06ポイント高の2万6217.83で、主要3指数がそろって上げています。10年物国債の利回りは4.780%と、前営業日の4.803%から0.023%下がりました。きっかけは朝方に出た8月のADP全米雇用リポートです。民間部門の雇用者数は3万8000人の増加にとどまり、4万7000人程度という市場予想を下回りました。ニューヨーク連銀総裁も、インフレは緩やかな低下傾向にあるとの認識を示しています。ここ数日続いた利上げ警戒がいったん緩みました。
買い戻しの中心はハイテクでした。エヌビディアが3%を超えて上昇し、AIの新興企業ハギングフェイスの買収に向けた協議が最終段階にあるとの報道が材料になっています。好決算を出したデル・テクノロジーズも急騰しました。ただしSOX指数の上げ幅は1%に届かず、主要3指数の上昇率も同じく1%未満です。下げ止まった以上の意味を読み取るのは早いと思います。東京市場では、2日に東証33業種すべてが下落した反動として、指数への影響が大きい半導体とAI関連から戻りが入りやすい並びです。
03
本日の投資戦略
今日の東京市場には、値動きを決めるほどの国内材料がほとんどありません。日程に並ぶのは対外対内証券売買契約等の状況と、30年国債の入札くらいです。ただしこの入札は、9月1日に3.000%へ届いた日本の長期金利がどこで落ち着くかを測る場になります。応札が低調なら金利は上を試し、日銀の連続利上げ観測と重なって円高が進みますので、寄り付きで買われた半導体の戻りをその日のうちに削りにきます。重心はむしろ夜のほうで、日本時間23時に8月のISM非製造業景気指数と米サービス業PMIが控えます。
33業種すべてが下げた翌朝に、米国で日本株がどう値付けされたかを見ると、銘柄によってかなり違います。米国預託証券の円換算終値では、村田製作所が2日の東証終値比213円高の7133円と3.08%上げ、東京エレクトロンも779円高の5万3889円と1.47%上げました。メガバンク3行も、そろって1%前後の上昇です。一方でファーストリテイリングは721円安の6万9679円と1.02%下げ、ソニーグループとダイキン工業も小幅に下げました。前日の東京市場が業種を選ばず売られたのに対し、こちらは電子部品と半導体、それに金利上昇が利ざやを改善させる銀行が買われ、内需の値がさが売られています。売り一色だった前日より、選別の目が入った並びです。
前日に1889円70銭下げた相場が反発する日は、戻りの目安を先に数字で決めておくと迷いません。上値では、一目均衡表の基準線が6万5028円、25日移動平均線が6万5830円に位置します。シカゴ先物が示す6万4735円は基準線のすぐ下ですから、寄り付き直後にここを抜けられるかどうかが最初の関門です。下値では、心理的な節目の6万3000円と26週移動平均線の6万2992円が重なって並んでいます。夜間取引で先物が6万3720円まで売られた場面を踏まえれば、この帯までは押される余地が残ります。買い下がるなら6万4000円から下、追いかけるのは基準線を明確に上抜けてからです。前場の終わりまでに6万5028円へ届かないまま推移するようなら、今日の上げは前日の下げ1889円70銭に対する自律反発の域を出ません。
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今日の東京市場には、値動きを決めるほどの国内材料がほとんどありません。
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33業種すべてが下げた翌朝に、米国で日本株がどう値付けされたかを見ると、銘柄によってかなり違います。
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前日に1889円70銭下げた相場が反発する日は、戻りの目安を先に数字で決めておくと迷いません。
本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。
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