ホーム » 配信情報トップ » NIKKEI » 日経概況 » 日経平均の概況と投資戦略【2026年7月27日】

日経平均の概況と投資戦略【2026年7月27日】

各市場の動き2026年7月28日時点
📈株式指標
日経平均(円)
65,018.95
▲ +882.70 (+1.38%)
TOPIX(ポイント)
4,066.07
▲ +54.76 (+1.37%)
グロース市場250(ポイント)
694.92
▲ +8.80 (+1.28%)
💱為替(16:00)
ドル・円
156.86
▲ +0.73 (+0.47%)
ユーロ・円
179.53
▲ +0.33 (+0.19%)
ユーロ・ドル
1.1490
▲ +0.0014 (+0.12%)
🌎海外株式
NYダウ工業株30種(ドル)
51,682.64
▼ -95.40 (-0.18%)
S&P500種
7,650.50
▲ +12.74 (+0.17%)
ナスダック
26,522.545
▲ +104.244 (+0.39%)
🏦 債券・金利
長期(10年)国債金利(%)
2.760%
– +0.000
米10年国債(%)
4.998%
▲ +0.051

【今日の3行まとめ】

  • 日経平均は320円高の6万4931円。中東の緊張緩和でWTI先物が83ドル台まで急落し、空運が業種別トップ。
  • 上げたのは指数より中身。TOPIXは1.37%高、東証プライムの約9割が上昇する全面高でした。
  • 明日28日からFOMC、29日以降は米大型テック決算と日銀会合。ポジションは通常の半分に抑える局面です。

【市場の総括】

2026年7月27日の東京株式市場は反発しました。日経平均株価の終値は前週末比320円04銭(0.50%)高の6万4931円19銭でした。TOPIXは54.76ポイント高(1.37%)の4066.07、東証グロース市場250指数は8.80ポイント高(1.28%)の694.92と、いずれも日経平均を上回る上昇率です。東証プライムの値上がり銘柄は1397、値下がりは139、変わらずは22と、全体のほぼ9割が上昇する全面高でした。売買代金は概算9兆3556億円、売買高は22億6988万株と商いは膨らんでいます。10年物国債の利回りは2.760%で推移しました。

相場を動かしたのは中東情勢の転換です。米国とイランが攻撃の応酬を停止したと伝わり、WTI先物は前週末終値の89ドル31銭から一時83ドル台まで7%近く急落しました。原油高という重しが外れ、日経平均は600円を超える上昇で始まっています。ただ、そこからは伸び悩みました。前週末の米国市場でSOX指数が3%を超えて下落した流れを受け、アドバンテストが4%近く下げるなど半導体・AI関連への売りが続き、午前に一時6万4123円40銭まで押し戻される場面がありました。それでも大引けにかけて持ち直しています。業種別では原油安が直接効く空運業が上昇率トップで、日本航空やANAホールディングスが大幅高。一方、非鉄金属、鉱業、化学は下落しました。日経平均への寄与ではファーストリテイリングが約120円、リクルートホールディングスが約53円と、この2銘柄で約138円分を押し上げています。

今晩の米国市場の注目ポイント

前週末24日の米国市場は、ダウ平均が5万1947ドル25セント(+0.46%)と3営業日ぶりに反発した一方、S&P500は7411.98(+0.05%)とほぼ横ばい、ナスダック総合は2万4975.82(-0.64%)と3日続落しました。原油反落が全体を支えたものの、SOX指数が3%を超えて下げるなど半導体株への売りが続き、指数ごとに明暗が分かれています。

今晩は米大型テックの決算がなく、主役は指標ではなく原油です。日本時間21時30分の6月米耐久財受注は前月比1.8%増が予想の中心。時間外のダウ先物は前週末終値を600ドル近く上回り、大阪の日経平均先物も820円高の6万5380円で始まった水準が上値の目安になります。そして最大の関門は明日28日から始まるFOMCです。FRBは中東発の原油高がインフレ再加速につながる点を警戒してきましたが、その前提が数日で崩れました。ウォーシュ議長が原油安をインフレ鈍化材料として織り込めば米長期金利は低下し、ハイテク株には追い風となります。逆に一時的な現象として扱えば、円安がもう一段進む展開です。

【今後の投資戦略】

本日の値動きが示したのは、指数の数字と市場の実態が食い違っているということです。日経平均の上昇率は0.50%にとどまりましたが、TOPIXは1.37%高、東証プライムでは1397銘柄が上がり139銘柄しか下がっていません。日経平均が伸びなかったのは、ファーストリテイリングとリクルートの2銘柄で稼いだ138円を、値がさ半導体株の下げが打ち消したからです。9兆円を超える商いを伴いながら、資金は半導体から出て、それ以外のほぼすべてに入りました。しかもこの日は、原油という一つの変数が業種別リターンをほぼ決めています。燃料費が最大のコストである空運が33業種のトップに立ち、資源価格が収益源の鉱業・非鉄金属、ナフサ連動の化学が下げました。上位と下位が原油の一本線で並ぶ日は、テーマ性ではなく計算で相場が動いている証拠です。

ただし、この原油安は停戦が続くという不安定な前提の上に乗っています。イエメンでフーシ派がサウジアラムコの施設を攻撃したとの報道もあり、供給リスクが消えたわけではありません。今日買われた空運に飛びつくのではなく、原油が85ドルを回復するかどうかを毎日確認してください。回復するなら、今日の業種別の並びはそのまま逆回転します。当面の目線は6万5000円の回復と定着です。本日の安値6万4123円40銭は75日移動平均線(6万4172円)をわずかに割り込んだ水準ですが、そこから800円戻して引けており、この線が支持帯として機能することが値動きで確認できました。押し目買いは6万4200円前後まで引きつけ、割り込んだ場合は17日安値6万2704円まで下値余地が開くため逆指値を必ず置きます。FOMC、米大型テック決算、日銀会合が連続するため、ポジションサイズは通常の半分程度に。半導体・AI関連は決算通過後で十分間に合います。

AI株式マスターコース

ジョンの毎日相場解説で、
“勝てる投資家”へ。

  • 250本超の動画で株式投資を基礎から上級まで体系的に習得
  • 日経225先物のリアルタイムデイトレを週1回・ジョンが直接指導
  • ChatGPT・NotebookLMを使ったAI銘柄分析を実践で学べる
月額 20,000円4サービス統合 / 通常28,000円
コースを見る ›

主宰・ジョン シュウギョウ | TBL AI投資コミュニティ

お買い物カゴ