ホーム » 配信情報トップ » 未分類 » 中東緊迫で米金利4.73%、夜間先物510円安で続落か|日経平均の見通し【9月1日】

中東緊迫で米金利4.73%、夜間先物510円安で続落か|日経平均の見通し【9月1日】

TBLMARKET NOTEAI × INVESTMENT INTELLIGENCE

OPENING BELL ・ 2026.09.01

中東緊迫で米金利4.73%、夜間先物510円安で続落か

日経平均の見通し

9月1日 8:00更新読了目安 6分

3 POINTS

まず、ここだけ押さえる

  1. 01

    夜間先物は65,940円。前日比は-510円です。

  2. 02

    本日の予想レンジは65,400~66,300円。重要な価格帯を確認。

  3. 03

    米国がイランへ約1か月ぶりの軍事攻撃に踏み切り、原油先物が大きく上昇したことで、インフレへの警戒が金利側に出ています。

夜間先物65,940円-510円
米10年債4.730%+0.06
S&P5007,686.14-0.33%

KEY LEVELS

判断に使う水準

上値の目安66,300円上側の判断水準
中心価格65,800円値動きの分岐点
下値の目安65,400円下側の判断水準
この記事の目次
  1. 01市場の見通し
  2. 02金利が上がった夜に、半導体だけが逆を向きました
  3. 03本日の投資戦略

01

市場の見通し

2026年9月1日の東京株式市場は、続落して始まりそうです。大阪取引所の夜間取引で日経平均先物9月限は日中清算値比510円安の6万5940円で取引を終え、31日の日経平均株価の終値6万6311円93銭を372円下回りました。シカゴ日経平均先物の円建ても6万5940円です。31日の東京市場は1500円超の下げから高値引けで93円63銭安まで戻しましたが、その一部を夜のうちに吐き出した形です。本日の予想レンジは6万5400円〜6万6300円を想定します。

重石になっているのは米国の長期金利です。10年物国債の利回りは31日に前営業日比0.06%高い4.73%で終え、取引中には4.76%台と約1年7か月ぶりの水準まで上がりました。米国がイランへ約1か月ぶりの軍事攻撃に踏み切り、原油先物が大きく上昇したことで、インフレへの警戒が金利側に出ています。為替は、米財務長官が日本政府と日銀は円高につながる措置を講じると確信していると述べたことが効きました。昨日の東京朝に1ドル=160円20銭前後だったドル円は今朝159円70銭前後で、50銭ほど円高に振れた水準です。ユーロ円は1ユーロ=185円50銭前後の小動きです。円買い介入への警戒感も語られており、輸出採算の改善を素直に買える地合いではありません。

02

金利が上がった夜に、半導体だけが逆を向きました

31日の米国市場は、ダウ工業株30種平均が前営業日比374ドル09セント安の5万3185ドル90セントと続落しました。S&P500は25.62ポイント安の7686.14、ナスダック総合指数は31.53ポイント安の2万6370.88で、主要3指数がそろって下げています。米10年物国債の利回りは0.06%上昇して4.73%です。中東情勢の緊迫を受けた原油高と、それに伴う金利上昇が株式の重荷になりました。ダウは下値の支えとしてきた25日移動平均線を陰線で下回っています。欧州でも独DAXが1%を超えて下げ、28日に史上最高値をつけたばかりで5日ぶりの反落です。

ところが半導体は逆を向きました。SOX指数は65.39ポイント高の1万1535.05と0.57%上げ、28日の3.47%安から2営業日ぶりに反発しています。エヌビディアやマイクロン・テクノロジーが買われ、クアルコムやサンディスクも高く終えました。ダウの中身を見ると、上げたのはシェブロンやSLBといった資源関連で、下げたのは公益や消費関連です。つまり31日に売られたのは原油高と金利上昇で採算が悪くなる側であって、半導体はその選別から外れていました。東京市場でも、半導体関連が指数を支える側に回るのか、それとも金利上昇が先に高PER銘柄を削るのかで、前場の景色は変わります。

03

本日の投資戦略

4〜6月期の法人企業統計が8時50分に出ますが、今日の相場を決めるのはおそらく夜の数字です。23時に米国の8月ISM製造業景況指数と7月のJOLTS求人件数が並び、FRBの9月利上げをめぐる見方はここで一度整理されます。日中はもうひとつ、日米の当局者の会談が材料になります。米財務長官は31日、日本政府と日銀が円高につながる措置を講じると確信していると述べました。G20財務相・中央銀行総裁会議の合間に日本の財務相や日銀総裁と会談する見通しで、会談後に円買いを促す言葉が出れば、輸出関連には向かい風です。10時45分には中国の8月製造業PMI、14時には8月の新車販売台数も控えます。

大阪取引所の日中清算値は、前週末28日と同じ6万6450円でした。31日の先物は1070円安の6万5380円で寄り付き、正午の時点でも890円安です。それが大引けにかけて1070円戻り、前週末と同じ値段で終わっています。ところが夜間取引では6万6370円で始まったあと6万5720円まで売られ、510円安の6万5940円で終えました。日中に取り返した分の半分を、夜のうちに返した計算です。シカゴの円建ても6万5940円、シンガポールの夜間も6万5925円ですから、海外市場の評価はこの水準にそろっています。取引高では、ABNクリアリング証券が9月限を日中に1万1752枚、夜間に4001枚といずれも首位でした。夜間の商いは日中の3分の1ほどですから、6万5940円という値段を作ったのは薄い板です。9月限は11日にメジャーSQを迎えますので、ここからは建玉の整理も値動きに混じります。

日経平均の下側には、いま三つの節目が接近して並んでいます。一目均衡表の基準線が6万5028円、100日移動平均線が6万4669円、8月25日の安値が6万4609円です。31日はこの三つの手前で下げが止まり、下ヒゲの長い陽線を残しました。東証プライムの売買代金は9兆3500億円と、8月下旬の6兆〜7兆円台から大きく膨らんでいます。安いところで買い向かった資金が実際にあったということですから、同じ水準を再び試したときの反応は見ておく価値があります。今日いちばん気にしているのは、夜間の終値6万5940円を9時の寄り付きが上回るか下回るかです。そこを見てから、今夜23時のISM製造業景況指数を跨ぐかどうかを決めます。

  1. 1

    4〜6月期の法人企業統計が8時50分に出ますが、今日の相場を決めるのはおそらく夜の数字です。

  2. 2

    大阪取引所の日中清算値は、前週末28日と同じ6万6450円でした。

  3. 3

    日経平均の下側には、いま三つの節目が接近して並んでいます。

本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。

TBL AI INVESTMENT COMMUNITY

分析を、毎日の判断につなげる。

日経225、米国個別株オプション、先物デイトレとAI分析ツールを体系的に学べます。

詳しく見る

AIオプション専門コース

上げ・下げ・停滞。
どんな相場でも利益を狙う。

  • 日経225+米国個別株オプションまで完全網羅した日本一の講座
  • ボラティリティ予測AIで複雑な戦略立案を大幅に効率化
  • 先物デイトレ(週1・ジョン直接指導)とAI分析ツールも込み
月額 20,000円4サービス統合 / 通常28,000円
コースを見る ›

主宰・ジョン シュウギョウ | TBL AI投資コミュニティ

お買い物カゴ